安全な場で遊びを通して自分自身を表現し、自分も相手も大切に思えるように・・・
きらりでは、臨床心理士によるプレイセラピーを行っています。
ご興味のある方は、スタッフまでお気軽にご相談ください。
※必要性や緊急性を考慮した上で、実施するかどうかを決めていきます。ご了承ください。
Q1.プレイセラピーってどんなことが目的?
プレイセラピーの目的は、もちろんお子さん一人ひとりで細かくは異なると思います。ただ幅広く捉えるとすると、“自分の意識していない・意識できない・意識したくない無意識下の気持ちに気づくことで、自分の心の傷を癒したり、生きやすいように意識や行動を変えたりしていくこと”を目的とし、行っています。
Q2.実際にセラピーってどんなことをするの?
担当心理士とお子さんの2人で、玩具がたくさんある、守られた空間の中で50分過ごします。基本的には月に2回、固定の曜日・時間で行います。1回50分です。
<セラピールームの様子(安佐南教室)>
部屋の中には、箱庭(砂の入った箱、フィギュア)、工作グッズ、ブロック、ままごと、ぬりえ、粘土、絵の具などがあります。
お子さんが今遊びたいこと、取り組みたいことを中心に行って過ごし、その中で自然に表現される気持ちや自分の心の課題の解決に取り組んでいきます。
<箱庭とは…>
プレイセラピーの技法として有名なものです。箱庭という、砂の入った平たい箱が心の世界の受け皿となり、箱の中に沢山用意されたミニチュアの中から自分の持っている世界にぴったりくる物を、心が動くままに置くことで、心の奥底にある、無意識的な気持ちを表現しやすくなると言われています。
Q3.セラピーってどうやって終わるの?
心の課題を抱えていない人は大人でもほとんどいません。
自分の心の課題との向き合い方を見つけ、以前よりも生きやすくなったタイミングがセラピーの終わり時と考えます。
セラピーの終了をこちらから提案することもあるかと思いますが、その時のお子さんの状況と照らし合わせながら進めていきたいと思います。
セラピーでのお約束
○秘密保持:担当心理士とお子さんとの間の秘密を大切にします。
○環境:安心して自分の心に向き合える環境として、セラピー中は室内に第3者が入ってこないように環境を整えます。
〇お互いを大切に:セラピー内の物を故意に壊さない、故意に相手を傷つけないという約束をして遊びます。