学校や社会での生活をより円滑に進めるヒントを一緒に探しませんか?
きらりでは知能検査を実施しています。
ご希望の方はお気軽にスタッフにお声がけください。
詳細をお話させていただきます。
知能検査のメリット&活用方法
- 学校や社会での生活をより円滑に進めるヒントを探すことができます。
- お子さんの困り感と、それに必要な対応方法を見出しやすくなります。
- 学校や習いごと先などに対して、お子さんの困り感と、必要な対応について伝えるツールとして使えます。
- お子さんの状況を冷静に捉えることができ、情緒的に安定して関わることができます。
>なぜ知能検査が必要なの?
きらりの強み ―お子さん用報告書でのフィードバック―
- 保護者用の報告書とは別に、お子さん用の報告書を作成し、本人に直接結果をフィードバックすることも可能です。
- 本人に伝えるかどうかや、その具体的な内容については、保護者様と事前に相談させていただきます。
お子さん用報告書の主な内容
- IQなどの数値、数値を示したグラフ
- 得意・苦手なことまとめ、
- 生活や学習の中での工夫のポイント
- 進路に向けて必要なこと
- きらりでメニューとして取り組んでいきたいこと
(1)対象者
【きらりをご利用中のお子さん】
○学習、不登校、対人関係、進路などで困り感があり、検査を通じて得意・苦手を知ったり、手立てを考えたりしたい方
特に、中学・高校・大学進学、就職、転校などの環境が大きく変わるタイミングでの受検をおすすめしています。
【その他】
○きらりの卒業生
きらりを卒業後、就職や生活の中での困り感があり、改めて自分自身の得意・苦手について知りたい方
○きらりを利用中の保護者様
お子さんと関わる中で自分自身の得意・苦手を知り、自分の行いやすい関わり方について考えたい保護者様
(2)実施検査
【WISC-Ⅳ】
対象年齢:5歳0ヶ月~16歳11ヶ月のお子さん
特徴:お子さんの発達のバラつきを見ることに優れており、得意・不得意を詳しく知ることができます。その際、WISC-Ⅳでは主に以下の4つの指標を重視して検討していきます。
- 言語理解:物事を推理・理解したり、物事の枠組みを作ったりする言語能力
- 知覚推理:見たものを推理したり、操作したりする力
- ワーキングメモリ:耳からの情報を記憶し、短時間保持する力
- 処理速度:物事を速やかにかつ正確に、集中して処理する力
【田中ビネー知能検査Ⅴ】
対象年齢:2歳~成人
特徴:療育手帳の発行によく使われる検査で、言語能力や記憶力、作業スピードなどの年齢に応じて変化する知的な能力を多角的・総合的に把握することができます。また、13歳11ヶ月までは、6歳級、7歳級といった、年齢に応じて分けられた問題構成となっており、現在お子さんが何歳くらいの知的な力を持っているのかを知り、他のお子様との相対的な比較がしやすいことが特徴です。14歳より上の成人級の問題では、主に以下の4つの指標を重視して検討していきます。
- 結晶性:普段の生活の経験の積み重ねにより得られる知恵の力
- 流動性:情報処理や新規概念の学習といった、新しい環境に適応するための問題解決の力
- 記憶:過去に経験したことを覚えておき、必要に応じて思い出す力
- 論理推理:物事を筋道立てて考える力
☆K-ABCⅡ
2歳6カ月から18歳11ヶ月までのお子さんが受けることのできる検査です。基礎学力の習得度を測る課題が取り入れられていることが大きな特徴であり、教育的働きかけに結びつけやすい検査を目指して作られたものです。以下、具体的な尺度です。
○認知尺度:全般的な認知処理能力。知識や技能の量ではなく,新しい知識や技能を獲得していく時に必要となる基礎的な力。(継次処理、同時処理、計画、学習)
○習得尺度:語彙,読み,書き,算数の力。必ずしも学力と一致するものではないが,基礎的学力の一部を示すもの。
検査の流れ
①保護者様への聞き取り
お子さんの現状困っていること、これまでの経緯、検査を通して知りたいことなどについて、きらりの個人アセスメントシートをもとに保護者様とお話しさせていただきます。
②検査実施
ご希望の検査を、普段の利用日程以外で実施します。検査時間が全体で2時間を超えるようであれば、お子さんへの負荷を考慮し、2日に分けて検査を実施させていただきます。
③検査結果の報告
検査結果を書面でお渡しし、結果の報告と共に今後の方針の検討を一緒にさせていただければと思います。面談は、お子さん同席の時間をお取りすることも可能です。