きらり心理士だより「心ばかり」10月号

こんにちは。臨床心理士・公認心理師の木村です。

今年2月から勤務することになり、初めて心ばかりを発行させていただきます。きらりに来て約半年、子ども達の頑張りや成長を感じる日々です。子ども達が安心して過ごせる居場所となるよう、全力でお力添えしていきたいと思っています!また、保護者のみなさまにとっても、きらりがあたたかい場所になればと思っておりますので、いつでもお声がけください。

これからどうぞよろしくお願いいたします!

レジリエンス

さて、今回は「レジリエンス」についてお伝えします。

皆さんはレジリエンスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

 

 

生きていれば辛いことや悲しいことに遭遇することはどうしても避けられません。困難にあっても、いつかは心の傷が癒えて、そこから立ち直っていくことができます。そんな心の回復力をレジリエンスと言います。

 

人は誰しもレジリエンスを持っています。困難を乗り越えたとき、人は成長すると言われています。辛い気持ちや苦しい気持ちを否定せず、自分の“大切な感情”として受け止め、悲しみを乗り越えて前を向いていく力

レジリエンスです。レジリエンスが高い人は、困難な状況にあっても自分を信じてチャレンジすることができます。レジリエンスは生き延びるための力であり、その人がその人らしく生きることに繋がります。

 

レジリエンスが高い子どもは自己肯定感が高く、柔軟な考え方ができます。

気持ちをコントロールできる助けを求められるといった特徴があります。

 

ジリエンスを育てるために大切なこと!

〇自己肯定感   〇自己効力感(自分は「やればできる」と感じること)
〇友達、相談できる人、心の居場所 〇様々な経験(お手伝い、遊び等)
〇自分に合ったストレスケアや趣味(例:音楽を聴く、お風呂に入る等)
・・自分を知ること、自分自身を好きと思えることがとっても大切です!

レジリエンスを育む関わり方のポイント!

『ネガティブな感情を否定しない』

気持ちに寄り添う言葉かけ

共感してもらうことで自分自身を受け入れ、認めていく力が育つ。

『才能ではなく努力を褒める』

頑張った“過程”に注目して褒める。

チャレンジできた自分を好きになれる。

次回もがんばってみよう、と思える。

『安心してヘルプを出せる環境作り』

助けを求められる力も大切!

日頃からヘルプを出す練習をする。

『自分で決める経験を積む』

自分の選択で成功すると自信に!

失敗しても選択できたことを褒める

子どもが≪自分は大切にされている≫と思えることがレジリエンスを育むことに繋がります。そのために、子育てに関わる人々も『自分自身が大切にされている感覚』をもつことが大切です。日々、子育てに奮闘する自分自身をぜひ労ってあげてください(好きな音楽を聴いたり、映画を見たり)。辛い時は一人で抱え込みすぎず、誰かに相談したり、力を借りてみてくださいね。