心理士だより「心ばかり」2023年7月号
こんにちは。臨床心理士の山田清美です。
いつもきらりをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、心理士だより「心ばかり」を発行していくこととなりました。
生活や学習、進路など、様々な心配があるかと思いますが、
心ばかりでも参考になる情報をお伝えできればと思っています。
お子さんと心について話すきっかけづくりにしていただけると幸いです。
また、保護者のみなさまとのつながりの輪も広げていきたいです。
改めて… 自己紹介させていただきます
【好きなこと】
歌うこと、食べること、YouTube、
漫画アニメ、絵手紙、芸術鑑賞
ハムスターのお世話 など
【食べ物】
好き:からあげ、ポテト
嫌い:牛乳、ゴーヤ
【座右の銘】
「自然体」「“何もしない”をする」
【資格】
臨床心理士、公認心理師、中高教員免許(英語)
~“心ばかり”に込めた思い~
私の祖母は、手書きで“心ばかり”と封筒に書き、「心ばかりじゃけど楽しいことに使ってね」と言ってお小遣いをくれる人です。“心ばかり”という言葉は私にとって大切なものであり、心理士という立場から、きらりに関わるみなさんに心ばかりでも何かすてきなプレゼントのようなものをお渡しできたら…と思い、このタイトルをつけました。
もうすぐ夏休みが始まりますね!
〇規則正しい生活の大切さ
さあ、楽しい夏休みです。みなさん、どんな予定を立てていますか?
好きなことをして集中していたらもうこんな時間に!と、普段よりも生活リズムが乱れやすくなるので、注意が必要です。でもそもそも、“規則正しい生活が大事”とよく言われるのはどうしてなのでしょうか?
人間は日中、①ドーパミン、②ノルアドレナリン、セロトニンという3種類のホルモンを伝達して活動しています。①ドーパミンは、“楽しい”“やってみる”“うれしい”などの気持ちにつながるホルモンです。②ノルアドレナリンは、緊張感や集中を促し、ストレスに打ち勝とうとするホルモンです。そして③セロトニンは、ドーパミンとアドレナリンが過剰にならないようにコントロールし、気持ちを安定させるホルモンです。快眠につながるメラトニンというホルモンも原料にもなるため、日中を落ち着いて楽しく過ごし、夜ぐっすり寝るためには、このセロトニンがとても大切になるのです。
【セロトニンを増やすためには…】
① 太陽の光を浴びて日光浴!
・屋外で散歩したり、スポーツしたり
・室内でカーテンを開けて日光浴(15~30分程でOK)
② トリプトファンとビタミンB6を摂取!
おすすめの食材:バナナ、赤身の肉や魚、レバー、鶏肉、卵、乳製品、大豆製品、ナッツ類など…
(文面)けんこう名探偵HP
ふるさと納税DISCOVERY
(図)NPO法人ムーミンの会HP より
知能検査のお知らせ
きらりでは、
WISC-Ⅳ、田中ビネー知能検査Ⅴという
2種類の知能検査を受けることができます。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
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